フリマアプリ(メルカリ)での24時間以内取引記録をもとに1BOX当たりの期待値を算出しています。また、算出の際に独自ツールで(SR)以上の単体取引記録を抽出しているので、ハイレアリティの取引推移も掲載しております。
個人の趣味程度ですのであしからず。
【レイジングサーフ】の全体評価
発売開始直後のBOX期待値は定価割れ。もともと本パッケージはシールド戦を想定した収録になっており、既存プレイヤーの評価は高くはなかった。これといった汎用性の高いカードもないため、今後の伸びも期待できないと考えている。
ところが、肝心のシールド戦は日本では実施されていない。昨今のポケカ人気を考慮し、運営側がイベントを見送ったのだと思われる。
収録カードだけではなく、唯一の注目イベントが剥奪され、なんとも不遇なBOXである。
ちなみに、シールド戦で配布される”ビクティニex”は、台湾でのイベントで入手可能なようだ。
シールド戦で3勝するとSRが配布され、その後の決勝で勝利するとSARが配布されるようだ。
イラスト人気も高く、初心者も参加しやすいシールド戦での配布となると、今の日本では混乱が発生するのは容易に想像できる。運営側の判断は正しかったのかもしれない。
とはいえ、収録されているカードは魅力があるものばかりである。
特に、作中でも人気の高いキャラクター”チリ”が収録されている点と、イラストの強い”パラソルおねえさん”が注目カードとして挙げられる。
全体的なカードの取引相場が低いため、欲しいカードは今のうちに手に入れておいた方が良いと思われる。
まとめると、以下の3点が今作の特徴である
- 初動BOX期待値は定価割れで今後上昇する見込みはほぼない
- TOPレアのイラストが強い
- 全体的な取引相場が低いため、欲しいカードは今のうちにシングル購入が安定
以下は値段の推移
ポケモン界の主人公 -ガブリアス-
■最新相場(2024/1/21)
ガブリアス(SAR):3,534円
ガブリアス(UR):1,813円
【カード性能】 -ハイドロランダー-
【わざ】ハイドロランダー
自分のトラッシュから「基本闘エネルギー」を3枚まで選び、ベンチポケモンに好きなようにつける。
闘エネルギー1個で160ダメージを与えつつ、トラッシュから、基本闘エネルギーを3枚までベンチポケモンにつけられる。ダメージを与えながら次の自分の番の準備につなげることができる。
相性の良いカード -ふしぎなアメ-
自分の手札から2進化ポケモンを1枚選び、そのポケモンへと進化する自分の場のたねポケモンにのせ、1進化をとばして進化させる。(最初の自分の番や、出したばかりのポケモンには使えない。)
”ガブリアスex”に限らず2進化ポケモンを採用しているデッキには編成必須のカード。
パルデア地方の四天王 -チリ-
■最新相場(2024/1/21)
チリ(SR):2,615円
チリ(SAR):5,442円
【カード性能】 -ドローサポート-
自分の山札を上から4枚見て、その中からカードを2枚選び、手札に加える。残りのカードはすべてウラにして切り、山札の下にもどす。
ほんとにNPC? イラストが強すぎる -パラソルおねえさん-
パラソルおねえさん(SR):2,079円
パラソルおねえさん(SAR):10,217円
【カード性能】 -ドローサポート-
自分の手札をすべて山札にもどして切る。その後、山札を4枚引く。後攻プレイヤーの最初の番に使ったなら、引く枚数は8枚になる。
本来シールド戦を想定されたBOXのため、初手の手札事故を回避する効果になっていると思われる。普段使いのデッキでは他の汎用カードがあるため、採用されづらいと思われる。
その他 SR/SAR/UR
シキミ:1,172円
リバーサルエネルギー(UR):2,005円
その他注目カード
サーフゴーex
【カード性能】 -ボーナスコイン-
【特性】ボーナスコイン
自分の番に1回使える。自分の山札を1枚引く。このポケモンがバトル場にいるなら、さらに1枚引く。
場にいるだけで毎ターン手札を1枚増やすことができる。また、エネルギーを引けた際はゴールドラッシュの威力を底上げすることができる。
オトシドリex
【カード性能】 -ファストキャリー-
【わざ】ファストキャリー
このワザは、先攻プレイヤーの最初の番でも使える。自分の山札からたねポケモンを3枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
先行でも技を打つことができ、初速でベンチを展開することができる。BIPパスに類似した性能を持っている。しかし、限られた場面でしか効果を発揮できないため、使いどころが難しい。